GW「心の散策体験」を終えて
2025年05月07日

内田裕之です。

皆さん、GWはどうでしたか?
ゆっくり休めましたか?

今日は連休明け。
なかなか踏ん張りの要る日です。

当室のGW企画「心の散策体験」にいらっしゃった方、どうもありがとうございました。

いかがでした?

計12組の方々がいらっしゃいました。
親子でいらっしゃったり、友人同士でいらっしゃったり、カップル/夫婦でいらっしゃったり、お1人でみえた方がいらっしゃったり。

そんなに悩みごとについては、詳しく聴いていません。
箱庭を作ってみたいというお気持ちを何より尊重しました。

お2人でみえた方には、まず箱庭を作ってもらう先行の方を決めて、もうお一方には待ち時間とせずコラージュを作ってもらいました。
こうして、順番を交代して、箱庭→コラージュの方、コラージュ→箱庭の方という具合に進めました。

2作品を作るのはエネルギーの要ることですが、ご来談された方々の様子を見て、出来そうだなと判断して進めました。

もしかすると、先行で箱庭を作られた方は、箱庭制作後の整理がコラージュでできたり、後行で箱庭を作られた方は、箱庭のリハーサルにコラージュが役立ったりしたかもしれません。

両技法で表現されてくるものは違いますから。

お互いに見合う時間を持たれていました。
親子、カップルであっても個人個人です。
当然、出来上がった作品には違いが生じてきて、何気なく「これ、何?」という会話が生じてきました。

「あなたは◯◯が好きだから」というお話もありましたが、私はそもそもを知らないし、そういう見方をしていませんでした。

何か大事な意味はないか、と丁寧にお話を聴かせていただきました。

そんな中、私は作ってみられた感想を聴いて、ごくごく簡単に一言コメントをして、「言われてみて、どうですか?」とご本人の連想を重視して、解釈めいたことはしていません。

終わって箱庭の写真を撮ってもらい、コラージュは封筒に入れてお渡ししました。
で、「また見返したくなる時がくるかもしれないので、そんな時に見返してみてください」と伝えました。

お1人で来られた方は、けっこう質問をされたり、言われてみて思い当たったことを語られたりしました。
充分とは言えないでしょうが、少し対話を試みる時間が持てました。

ほんの一時のセッションでしたが、皆さん、満足して帰って行かれました。

いいGWのひと時を過ごしてもらえたように感じています。

また連休シーズンに開催したいと思います。
こんなカウンセリングルームの活用、私としても興味深く、意義を感じました。

「心の散策」と銘打ちましたが、その一端はできたかな、と思っております。

またご来談ください。
お待ちしております。