自著を再読しました
2024年09月17日

内田裕之です。

今日は連休最後の日でした。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
今年の9月は、もう一回、連休が来週にもあります。
骨休めや楽しい休日をお過ごしください。
まだまだ暑いですが。

久しぶりにブログを書きます。

私自身、今日は久しぶりに喫茶店に行き、先日、出版された自著「心理アセスメントの常識」を読み返しました。

自画自賛ではなく、読者になったつもりで、批判的に。
読破するのに4時間かかりました。

心得について、技法をついて、改めて反省をしました。
むしろ師と仰ぐ先生方の声を聴く想いになりました。
「まだそのレベルか」「そんなことはすでに本に書いたり口伝えしたりしたことだ」とお叱りを受ける想いがしました。

そう、心理臨床の世界では先達が多くおられます。井の中の蛙、焼き直しである、と自分の力量、自惚れを反省しました。

ただ、教わったことを振り返るよい機会になったと思います。
師匠達は高齢化して引退されたり、鬼籍に入られたりしてしまいました。もちろん現役の先生もおられますが。
伝統は引き継いだつもりです。後世に伝えることに尽くします。これもままた私の仕事です。

私の好きなJethro Tull というバンドに「Too Old to Rock and Roll but too Young to Die 」という曲があります。
若さやエネルギーは衰えましたが、心理臨床への情熱は枯れていません。
それでも、甘さや至らなさ、失敗、ニアミスも犯してしまうのは、面目ないところです。

反省しております。政治家の弁解みたいですが。
なかなか問題の解決しないクライエントさん達への想いを込めて、まだまだ成長していく所存です。
どうぞ根気強く、お付き合いください。
きっと今以上に、あるいは違った観点から、人生をよりよく送ることができるはずです。

こんなことを振り返る機会になりました。

また、スーパーバイザーとして、若い人の個人指導にも力を注ぎたい、と改めて思いました。
心理テストでも個人心理療法でも、私とやり取りをしていく中で、希望を与えたいです。
大学での講義を乗り合いバスに喩えるならば、個人スーパービジョンや教育分析は、地図と浪漫を頼りにして、自分の腕で足で歩み、自分の望む旅行に喩えられるかもしれません。
私はそのシェルパみたいな者です。

クライエントさんもバイズ希望の方も教育分析を希望される皆さんも、私がようやく開室できた岐南カウンセリングルームをどうぞよろしくお願いします。
遠方の方はzoomでのバイズにも対応いたします。メールフォームよりご用命ください。

このブログ記事に辿りついたということは、HPもご覧のはず。ご相談ください。
お電話よりHPのメールフォームの方が助かります。お返事が早くできますので。

こんな所信表明を伝えて、今日は終わります。