卒業シーズンですね

2025年03月17日
内田裕之です。
3月は卒業シーズンです。
長らく過ごした環境から離れて、新年度から新しい環境に入るという方もおられるでしょう。
もう学生時代から離れてトンと時間が経ちました。
社会人になると「卒業式」を体験することはトンとなくなります。
一つの生活空間から新しい生活空間に向けて旅立つ、という大きな変化が起こるのです。
昔、中学校でスクールカウンセラーをしていた時の一幕で、こんなことを見かけました。
新年度、高校に入った子達が中学を訪れます。
ある子は、高校の新しい制服を見せに。
そんな子はたびたびは来校しません。
着慣れない新しい制服、不安はあるけど元気な自分の姿を見せて、始まったばかりの不慣れで友達も少ない新環境でのストレスを少し語り、旧担任から元気をもらって、帰っていきます。
また明日から頑張っていけそうです。
ある子は、ダラダラと居座り、後輩を捕まえて騙り、旧担任・旧顧問に帰れと注意されても居座り、また別の日にも来校します。
何が違うのでしょう。
私の観察した限り、前者の子たちには先生方は「また何かあったらおいで」と優しい声を掛けて、しかし生徒たちはもう来ません。
しかるに、後者の子たちに先生方は「帰れ」「ちゃんと高校に行け」と怒り混じりの声掛けしても、また次の日にやって来ます。
母校ということばがありますが、いつまでもおかあちゃんにへばり付いていてはいけません。
次に暮らす心理的空間にいかなければなりません。
これが自立というものです。
卒業、門出、旅立ち、おめでとうございます。
春からの新生活、おめでとうございます。
私も古巣を卒業して、新環境に移ってきました。
皆さん、ボン・ボヤージュです。
ますますの成長、発展を祈念して。
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