こんにちは、岐南カウンセリングルームの内田裕之です。

インテイクということばはあまり聞いたことがないかと思います。
受理面接ともいいます。

心理療法をお引き受けできるかどうか、あらかじめ考え合って、心理療法を行いましょうと合意をつける作業です。

私の力量ではお引き受けできない場合、医学的な治療が必要な場合もあります。
また、クライエントさんの側で、治りたいという動機が少ない場合、
さらには拒否的な場合、時間とエネルギーとお金のかかる心理療法に見合わない場合など、お引き受けできない場合があります。

お互いの意に沿わない場合や限界と無理がある場合には、お互いにとってよくない結果になる恐れがあります。
基本的には、クライエントさんの福祉と成長につながることを切に望んでいます。
その意味で、できるだけクライエントさんのお役に立ちたいです。

しかし、「痛いイボを取る」ように、あっさりと終わるものではありません。

ゆっくりとじっくりと、お話を聴いて、夢・箱庭・コラージュなどのイメージを味わいながら、クライエントさんの心の中で何が起こっているのか、丁寧に丁寧に見定めて、心の問題を整理していきます。

カウンセリングの中で行われることは、日常生活とは異なり、なかなかイメージしにくいことでしょう。
私もことばで説明しにくいです。

一度、来談されて、心がすっきりする体験を肌で感じてもらえたら、ありがたいです。